2013年9月16日月曜日

今年の目標のひとつ

自転車に貼ってある車検シールを見たら、5年ぶりに出るツールド北海道でした。はじめはただ面白くてやっていたのが、いつしか色々なものに立ち向かって行くことに面倒くさくなって、観戦、応援ばかりでした。何だかこのまま体がいうことをきかなくなっていくのだったら悲しいなあと思い、スタートに立とうと一念発起。山越え2ケ、65キロを完走はできませんでしたが、DNFの記録を残しました。30キロの平坦路を現地調達のメンバー2人と回しながら、12:25の関門を12:20くらいに通過。しかし残念ながら33キロ辺りの登りに差し掛かった所から広報車の足切りコールのアナウンスが。前は上り坂、後ろは広報車。路肩に、諦めて自転車を降りている人がいたので、「行きましょうよ」と声をかけ、メーターを見ながら1m、2mと漕いで行く。捕まると解っていながら、漕ぐのをやめれば楽になると解っていながら、それでもあえて漕ぎ続けるなかで、イメージしていた事。一つは「闘病」もう一つは「津波」。真剣ではあるけれど所詮レースはレース。でも、レースのたびに「肺機能不全はこんな感じだったのかな」と亡くなった子の事を思い出していた5年前が蘇りました。体で思い出すのをやめちゃいけないねえ。奇しくも越えてきたトンネルの横には泊原発。



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