2013年11月7日木曜日

学ぶことと生きること

頂いた本を読み終えました。「魚附林の地球環境学」という本です。いい脚持ってるんだったら車より自転車でしょ。コンセント抜いたって冷蔵庫は使えるわよと、理屈は置いといてとりあえずやってしまう私は、知恵を次世代に伝える手段も「直に伝える」という直接的な方法を選んでしまうのですが「こんなスケールの大きいやり方もあるんだ」と、カッコイイと思いました。
本の中に「文理融合」とありましたが、「科学」が神の領域に迫ることを目的としてるわけではなく、暮らしを見つめているというのがヨカッタ。
そうですよ、アダムは地上の生き物を管理するために遣わされたんです。
学校教育でのことを言えば、生活からかけ離れた学習のすすめ方が当たり前になってしまっていて「生きる力」を唱えて指導要領の改訂をしたものの、現場の実践は遅々としています。だって現実問題、子どもたちは入試という関門を点数でくぐって行かねばならないわけで、入試問題は「生きる力」を測ってはいないですから。
遠い道のりだなあ。
そういえば、先日のトークライブで小野有五さんという地理学の先生も「暮らしに直結する研究」というような事を語っていました。大学のスタンスが変わるなら、高校、そして義務教育段階での学ばせ方も変われるかもしれませんね。
というわけで、新たな視点を得た私。
本をくださったSさんに感謝です。

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